雑穀料理に出会って丸7年経ちました。
子どもの離乳食について調べていたときに出会ったのが「野菜だけ?」という料理本。
これまでのお料理にない、野菜のおいしさを充分に引き出したレシピの数々に感動し、
作者である「大谷ゆみこ」さんの本を読み漁って出会ったのが雑穀でした。
「よく7年もやっているね」
と言われるし、
「どんな効果があるの?」
とも聞かれます。
私が続けられた理由とその効果は。。。
続けられた理由は、
材料がシンプルなこと。
野菜と雑穀または乾物に塩と醤油と味噌が基本。
これだけで、素晴らしくバリエーションに富んだお料理が楽しめます。
そして、野菜一つにしても
蒸す、焼く、煮る、ゆでる、揚げる
で味は全く違いますし、
切り方によっても違いがあるので
例えば、真夏に教理やナスがたくさん出て
毎日食卓に上がっても、
全然違う姿に変身して登場します。
雑穀も、水の量や一緒に組み合わせた野菜で
全く別の顔を見せてくれます。
そして何より凄いのが
醤油、
味噌
のバリエーション。
醤油は、しろたまりや濃口、薄口など様々ありますし
味噌も、おなじみの豆味噌以外にも、麦みそや玄米味噌などあります。
そして、地方地方によって味噌の味も変わってきます。
こんなにも豊かな食文化を堪能していた昔の日本人の庶民の暮らしの知恵に、
ただただ驚かされる毎日です。
そして、これらを守り抜いて、昔ながらの製法で作り続ける生産者の方々には
感謝の気持ちでいっぱいになります。
更に、これらの材料と格闘しているときは
お料理するというよりも
野菜や雑穀たちと遊んでいるという感覚になるから驚きです。
楽しんで、
感謝して、
おいしくて。
これが私が7年も雑穀料理を続けられた理由です。
効果効能については、次の機会に。