食べ物のお化けって見たことありますか?
鏡の向こうにいる自分。
そうです、食べ物のお化けは自分なんです。
自分も含め、人間はみんな食べ物のお化けです。
食べたものが、血となり肉となり体となる。
食べたものが、顔に出る。
食べたものが、性格に出る。
食べたものが、考え方に出る。
食べたもので、運命が決まる。
食べたものが、自分の人生を決めているってことは、
案外知られていません。
ホツマツタエなどの昔の文献を見てみると
日本人の食事は、
穀物と野菜と海藻、木の実など。
それでも骨は丈夫で、
持久力もありました。
肉を食べることは、「動物の死体」を食べることだと言われ
体調を崩してしまう原因になったり、
性格がどう猛になってしまったり、
することからほとんど食べられていませんでした。
わざわざ動物を食べるために飼って殺すようなことはありませんでした。
日本人の性格が穏やかなのは
ほとんど肉を食べていなかったせいとも言われています。
肉をこれほどたくさん食べるようになったのは、
栄養学がドイツから輸入された、
戦後になってからのようです。
日本人の肉食は、ほんの70年足らず。
私たち戦後の日本人は
戦前の日本人に比べ
丈夫になったのでしょうか?
それから幸せでしょうか?
ちょっと考えさせられますよね?