日本の伝統食については。農林水産省の「伝統食を含む食文化の継承及び地域産物の活用への取組状況の概要」によると
主にその地域で生産される農林水産物を用いて加工・調理された食物で、その地域の風土や習慣に合わせて長い年月をかけて形作られたものとし、多少現代風にアレンジされたものも含む。また、酒類、菓子、茶等の噌好品は対象外とした。
なお、新たに開拓された地域等において、入植者等が当該地域の郷土食として新たに誕生させ、当該地域の住民に広く定着しているものは含めることとした。
引用元:http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sigen_kankyo/dentou_syoku/gaiyou/index.html
翻訳(笑)すると、
その土地で摂れた、野菜や穀物などを使って加工、調理された料理
その土地の気候や生活習慣に合わせて作られたもの
少しは今っぽくアレンジしても良いよ
だけどお酒、お菓子、お茶は含めないよ
と言うことらしいです。
私が定義する日本の伝統食は
鶏肉、卵、砂糖、鰹節を使わない、
地方で昔から作られてきた食べ物
です。
室町時代以前の日本の農村部の日常食
が理想です。
食材はもちろんのこと、
味噌や醤油、塩などの加工方法もこの時代の製法が基準です。
なぜなら、この食事が最高に極められた食文化だと言われているからです。
大名やお殿様が食べていたものでない、一般庶民の食事なので
お金もかからず、手間もかかりません。
日本人は、身近な場所で摂れたものを、手軽に食べ、
そして、病気知らず。
と言う優れた食生活を極めた民族なのですよ。